大パニック 大型犬のノーリード
昨日の夕方散歩は、久しぶりに毎日行く公園とは違う所に行ってきた。(でも近所)
久しぶりという事もあり、弁慶、大喜び!
犬が沢山いる時間帯を外したので、ほとんど犬はおらずノンビリと散歩を楽しんだのだが・・・。
散歩も終わりに近づいた時、前方に60代と思われる男性が生け垣(60cmくらい)の所に立っていた。
手には、あきらかに犬用とわかるお散歩バッグ。
でも、犬の姿が見えなかったので生け垣で見えないのだろうと思っていた。
その男性も、こちらを見たので私と弁慶が近づいているのがそれなりの距離がある時点でわかったいたはず(-_-;)
その男性が立っている生け垣から3mほど離れた別の生け垣の横を通った瞬間、生け垣からいきなり大型犬がすぐ目の前に出現!
私と弁慶は、いきなりの出会いにビックリ&パニックに!しかも、大型犬なので尚更。
瞬時にノーリードとわかって、更にパニくる私。
弁慶はというと、いきなりの出現に驚きながらも即座に臨戦態勢に入ってた←冷静な判断?に後からへんな感心した。
戦おうとする弁慶を引っ張って離れようとしたけど、大型犬、私達についてくるので私は更にパニックに。
その大型犬、おそらく10才前後のシニア犬と思われる。
大型犬に敵意はなくフレンドリーな気持ちで近づいて来たのはわかったけど、弁慶の出方によってはコイツかかってくるな、と判断。
そうだ!弁慶を抱っこして離れればいいんだ!と思うもののパニックになっている私は思うだけで行動できず、弁慶のリードを引っ張るので精一杯。(弁慶の体重18キロ瞬時には抱っこできないけど抱っこしなきゃと思った)
「うちの犬、大丈夫だから〜」
どこからか、何ともノンビリとした声が聞こえてきた。
弁慶のリードを必死で引っ張りつつ、声のする方を見るとさっきのおじさんがさっき見た場所で立っていた。
この瞬間、私の頭のなかでプツッと何かが切れた。
「ウチの犬は、ダメなのっ!」かなりの大声で言ったと思われる。
「ウチの犬は、大丈夫だから〜」←まだノンビリ声(-_-;)
「ウチの犬が、だめなんだってばっっ!」更に大声で言ったと思う。
「えっ そうなの?」やっと慌てて?自分の犬を回収に来た飼い主のおっさん。
ガウガウしている弁慶を引っ張りつつ「ちゃんとリードつけてよね。噛まれてもいいのかっ」みたいな事を、おっさんに言ったと思う。
おっさんも何か言い返していたようだが、聞こえんかった。
お前さー状況ちゃんと把握しろよ。自分の犬が生け垣の高さから出てないんだから、こっちからは見えないんだよ。
いきなり目の前にノーリードの、それも大型犬が現れたら驚くだろうー。
こっちの犬からしたって、攻撃されると思っても仕方のない状況なんだよ。
噛まれてもいいのか・・なんて、怒りにまかせておっさんには言ったけど、噛むことも噛まれる事も弁慶には絶対にさせたくありません。
三年間、コツコツと積み上げてきたモノが木っ端微塵に吹き飛ぶから。
「ワンちゃんいるけど、ガウしないよ。あの子おりこうさんだから大丈夫なんだよ。ベンちゃんも、おりこうだからガウしないよね。あの子、弁慶にヤな事しないから大丈夫なんだよ」犬の姿を見つけた瞬間から、すれ違うまで、この言葉を繰り返し繰り返し何度も何度も言ってきかせている。。
弁慶との相性を見、時間をかけてチョットずつチョットずつ相手のワンちゃんとの距離を詰めて行って、嫌な事はされないよ、大丈夫なんだよ、優しいよ、弁慶と遊びたいんだよ、と教えてきてる。
犬同士が遊んでいるのを見れば「遊んでるんだよ。大丈夫なんだよ、ケンカしてないよ」と言い聞かせつつワンコの様子を見せたり。
弁慶はウチに来る前に、頭のおかしい飼い主が犬をけしかけて、足のツメが剥がれるほど酷く噛まれた経験によって、重度の犬不信になったと思われる。
今は、少しずつ良くなってきて、小型犬、中型犬ならメスは大体、大丈夫になってきました。
大型犬で大丈夫な子は、まだ片手で余るくらいなので、今回の出来事は大事にはならなかったけど、弁慶にはどう写っただろうか。
自分よりも大きな犬が、いきなり表れたのですから怖かったかなあ。(弁慶は短足なので体高はコーギー)
ある程度の離れた位置から、大型犬がいるな〜ノーリードか〜とわかっていれば、こちらがUターンするなり、弁慶に言い聞かせながら回避しつつ通り過ぎる事も出来たけど、いきなりだから私も弁慶も心構えもないしで、ホント大パニックな出来事でした。